2013/03/16(Sat)
日米欧の国際協力で2002年から南米チリに建設していた世界最高性能の電波望遠鏡「ALMA(アルマ)」がほぼ完成し、12日(日本時間13日未明)、報道陣に公開された。 13日(同14日未明)には、完成記念式典が開かれる。

アルマ望遠鏡は、チリ北部の標高約5000メートルの高地にあるアタカマ砂漠に建設。66台の可動式パラボラアンテナのデータを組み合わせることで、直径18・5キロ・メートルの巨大なアンテナに相当する観測性能を持つ。現在は57台がそろい、今年10月には全66台が稼働する予定だ。

観測性能は、東京から約500キロ・メートル離れた大阪に並べた二つの1円玉を2個と識別できるほどで、従来の電波望遠鏡の10~100倍。宇宙が誕生した直後の銀河の観測や、星の誕生の仕組みの解明などが期待される。

(www.yomiuri.co.jp/science/news/20130313-OYT1T00429.htm)

期待の電波望遠鏡「アルマ」がついに完成した。従来の性能の10倍以上ということで、さらなる宇宙の謎がこの電波望遠鏡によって明らかにされる。科学の事象と観測結果というのが正しく合わなければ、宇宙の謎は先に進まない。

様々な理論を照明する溜めに最後は観測が重要なのだ。しかし、観測には大規模な施設が必要なのでお金がかかる。だからこそ、日本と欧州、アメリカが協力してこのような電波望遠鏡を建設していたわけだ。


 宇宙大好き at 2013/03/16(Sat) 20:24コメント(0) 
2013/03/01(Fri)
地球から6000万光年彼方の超大質量ブラックホールが、 光速に近い速度で回転していることを突き止めたと、米大学の研究者らが28日付英科学誌「ネイチャー」で発表した。

研究の対象となったブラックホールはNGC1365という棒渦巻き銀河の中心部にあり、直径は300万キロ以上。
質量は太陽の約200万個分あり、表面が光速に近いスピードで回転しているという。研究チームは米航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡「NuSTAR」と、欧州宇宙機関(ESA)のX線観測衛星「XMMニュートン」を使って、このブラックホールの高エネルギーX線を測定。 
ここから回転速度をはじき出した。同じような試みはこれまでも行われたが、速度を決定的に算出できたのは今回が初めてという。 

メリーランド大学のクリストファー・レイノルズ教授は、超大質量ブラックホールを理解することは宇宙の生成と進化について知ることと深くつながっていると語る。また、研究チームのリーダーであるハーバード・スミソニアン天体物理学センターのグイド・リザリティ氏は、「回転速度の測定はブラックホールの成長、ひいては銀河の進化を理解する手段となる」と述べた。 

今回のような分析をさらに遠方の銀河に対しても行い、銀河の進化のさまざまな段階を追うことが夢だと語る同氏。
「はるか遠い銀河にある数百ものブラックホールを分析するためには、今よりはるかに感度のいい次世代の観測施設が必要だ」と今後の展望を述べた。 

http://www.cnn.co.jp/fringe/35028900.html

ブラックホールは何でも吸い込まれるというイメージだが、実は光速に迫る速さで回転していた。これには驚いた。あらゆるものを吸い込むブラックホールがそれほど早く回転しているなら、中に吸い込まれたものはどうなってしまうのか。出られないというのもあながち嘘ではないかもしれない。吸い込まれた後はその中で回転してしまうことになるわけで……。ブラックホールの出口、ホワイトホールというのはないんだろうか。

さらに詳しい解析には次世代の観測施設が必要か。空に観測衛星を打ち上げるのは大変なわけだが、そういった観測施設の開発は行われている。ただ、予算がある以上は限界がある。

 宇宙大好き at 2013/03/01(Fri) 19:21コメント(36) 
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