2015/02/16(Mon)

東京大学の星野真弘教授は、ブラックホールの周りに形成される降着円盤で宇宙線が効率よく作られ、従来考えられていたよりも短時間でガスが中心天体に落下できることをシミュレーションで明らかにした。

天体の周りにあるガスが落下して可視光やX線を放射するメカニズムを説明するために、これまではガスの衝突が頻繁に
起きる降着円盤が前提にされてきた。しかし、実際には大質量天体の周りではガスの衝突がほとんど起きない無衝突系の
円盤を形成していることが観測で明らかになっている。

今回の研究では、ガスの衝突が無視できるほど希薄なガス円盤について第一原理に基づくプラズマ粒子コードを用いたシミュレーションを行った。その結果、ガスの密度が高い領域が時間と共に激しく変動し、磁気リコネクションによって 一部の磁力線が高密度の領域を貫いていることや、磁場に平行方向圧力が大きいときは磁気リコネクションによる磁場の消失効果が弱くなり円盤の磁気ダイナモ作用で強い磁場が作られることが明らかになった。

今後は、降着円盤から放出される宇宙ジェット形成の解明に繋がると期待されている。

なお、この内容は2月12日に「Physical Review Letters」オンライン版に掲載される。

(a)降着円盤と宇宙ジェットの模式図、(b)降着円盤の部分系で行った3次元粒子コードの結果。円盤が12回転して乱流が
十分発達した状態。青の線が磁力線、赤のシートで挟まれた領域はガス密度が高い領域。密度が高い領域で
磁気リコネクションが活発に起きている。(c)エネルギースペクトルの時間発展。横軸が静止質量で規格化したエネルギー、
縦軸が粒子数。時間が経過するにしたがって宇宙線が効率よく生成されている(東京大学の発表資料より)

http://www.zaikei.co.jp/article/20150212/235376.html

書いている内容が難しすぎて、一体どういうことなのかよくわからないのだが、ブラックホール周辺のガス落下のメカニズムらしい。ブラックホールといえば、何でも吸収してしまうイメージであり、そこには光も届かないそうだ。

ブラックホールの出口にホワイトホールがあるとか、主張する天文学者もいるが、それが本当かもわからない。吸い込まれたらどうなるかすらわからない。それがブラックホールなので、その辺りの謎に宇宙ジェットが関わっているわけだ。
 宇宙大好き at 2015/02/16(Mon) 16:12コメント(0) 
2015/02/02(Mon)
政府の情報収集衛星レーダー予備機を載せたH2Aロケット27号機が1日午前10時21分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。

内閣衛星情報センターは「衛星は予定の軌道に投入された」と発表し、打ち上げは成功した。

情報収集衛星は、他国の軍事関連施設などを監視する事実上の偵 察衛星。デジタルカメラと同じ仕組みの「光学衛星」と、夜間や雨天でも地上の様子が分かる「レーダー衛星」が、既に2基ずつある。衛星はいずれも高度 400~600キロ・メートルの軌道を飛び、4基で地上のあらゆる場所を24時間以内に撮影できるという。

今回の予備機は5基目で、レーダー衛星が故障した時に備えて打ち上げた。予備機も活用することで、地上を撮影する頻度が増える見込みだ。国産主力ロケットであるH2Aの打ち上げは今年度4回目。2005年から21回連続の打ち上げ成功となった。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20150201-OYT1T50039.html

延期があったH2Aロケットの打ち上げだが、2月1日に無事打ち上げが成功したようだ。小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げもそうだったが、今の日本の打ち上げは安定感がある。見ていても失敗するとはまず考えられない。それもそのはず、筆者は日本の打ち上げロケットの失敗を見たこと無かったからだ。2005年から21回連続成功しているなら、見ていないのも納得が行く。

この情報収集衛星レーダーの打ち上げで、独自の情報を得ることができる。今までこういった情報はアメリカ頼みだったのが、もう一つ新しい情報収集が可能となったわけだ。

 宇宙大好き at 2015/02/02(Mon) 16:14コメント(0) 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
最新記事
最新コメント