2015/09/18(Fri)
 国立天文台は、アストロバイオロジーセンターの成田憲保特任助教(自然科学研究機構・国立天文台併任)らの研究グループが、生命が必ずしもいなくても、酸素を豊富に保持する地球型惑星が存在しうることを理論的に明らかにしたと発表した。 
自然科学研究機構は、宇宙における生命研究に向けて、2015年4月にアストロバイオロジーセンターを立ち上げ、天文学とさまざまな科学との融合による「宇宙における生命」研究を推進している。今回、成田特任助教と同機構分子科学研究所の正岡重行准教授らの共同研究グループが、生命がいなくても酸素を豊富に保持する地球型惑星の存在可能性を明らかにした。

研究チームは、太陽系の地球型惑星や衛星などにも豊富に存在している酸化チタンの光触媒反応によって、非生物的に酸素が発生することに着目した。その上で、地球に類似した環境の惑星を仮定した場合、惑星表層の0.05%程度で酸化チタンの光触媒反応が継続すると、現在の地球と同程度の酸素大気が発生・維持されることが推定できた。

また、さまざまな質量・温度の恒星を主星として仮定し、その光強度による惑星での酸素発生可能量を見積もったところ、最もこのメカニズムの反応が起こりにくい低温度星の場合でも、惑星表層の 約3%で酸化チタンの光触媒反応が起こると、非生物的に酸素大気が発生・維持されることが推定された。

光合成を行う生物が存在しなくても、太陽系外の生命居住可能惑星に地球と同程度の酸素大気が発生してしまう可能性が十分にあることを明らかにした。

今回の研究成果は、これまで行われてこなかった天文学と分子科学の融合的研究としても注目されるもので、さまざまな学問分野の連携によるアストロバイオロジー研究の取り組みが重要であることを 示しているとしている。

今回の研究は、英科学誌サイエンティフィック・レポート(Nature系姉妹誌)の9月10日号に掲載された。 

http://response.jp/article/2015/09/15/260050.html

生命のいない地球型惑星が存在する。酸素が豊富にある惑星が存在するという理論だが、筆者は生物には酸素が必要だというのは進化の過程に過ぎないと思っている。酸素がないから、生物が誕生しないというのは一見正しいようだが、それはおかしい。なぜなら、酸素がなくても物質は存在できるからだ。宇宙空間の惑星には岩が山のようにある。隕石もある。そもそも、二酸化炭素を吸収してエネルギーに還元できるなら酸素がなくても平気ではないのか。
 宇宙大好き at 2015/09/18(Fri) 18:04コメント(0) 
2015/09/03(Thu)
 【8月11日 AFP】宇宙は、永遠の眠りを待ちながらソファで休んでいる人のように、ゆっくりと死を迎えつつあるとの研究がこど発表された。20万個の銀河から生成されるエネルギーを測定した観測プロジェクトに基づく結果だという。 
国際天文学者チームは、宇宙空間の大半の領域におけるエネルギー生成量について、これまでに完了した中で最も高精度の測定を実施した。その結果、現在のエネルギー生成量は20億年前の約半分しかなく、徐々に減少していることが分かった。

オーストラリア・国際電波天文学研究センター(International Centre for Radio Astronomy Research、ICRAR)のサイモン・ドライバー(Simon Driver)氏は「宇宙はこれから、まるで永遠に続く晩年期のように、衰退する運命にある」と語り、「つまり宇宙は、ソファにごろりと身を横たえて、毛布を引き上げ、その姿勢のまま今まさに永遠の眠りにつこうとしているのだ」と説明した。

研究チームは、宇宙論および銀河の形成・進化を調査するプロジェクト「Galaxy and Mass Assembly Survey、GAMA」の一環として、世界有数の性能を持つ望遠鏡7台を使用し、紫外から遠赤外までの21種の異なる波長域で銀河を観測した。

研究では、豪ニューサウスウェールズ(New South Wales)州の人里離れた地域にあるアングロ・オーストラリアン望遠鏡 (Anglo-Australian Telescope)で8年にわたり収集された観測データと、米航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)が運用する、地球軌道を周回する宇宙望遠鏡で得られたデータが併せて使用された。

■銀河の減速

米ハワイ(Hawaii)州で今週始まった国際天文学連合(International Astronomical Union)総会でこの成果を発表したドライバー氏によると、宇宙に充満しているエネルギーは、ビッグバン(BigBang)直後に生成されたものが大半を占めているが、そこには水素やヘリウムなどの元素の核融合によって恒星から放出されるエネルギーが常に追加されているという。

「この新たに生成されるエネルギーは、発生源の恒星が存在する銀河を通る間に塵(ちり)に吸収されるか、もしくは銀河間空間に脱出し、他の恒星や惑星、そして非常にまれではあるが、望遠鏡の鏡面にぶつかるまで進む」とドライバー氏は説明した。


オーストラリア天文台(Australian Astronomical Observatory)のアンドリュー・ホプキンス(Andrew Hopkins)氏によると、宇宙の星形成率が減少していることは以前から知られている一方、今回の最新データは、エネルギー生成率が全波長域にわたって同様に減少していることを示しているという。

AFPの電話取材にハワイから応じたホプキンス氏は、「宇宙が膨張し、その膨張率が加速するにつれ、銀河が進化を続けることのできるペースが減速することは知られている。これまでに測定することができた銀河内で星が形成される速度に、この減速が反映されている」と語った。

今回の観測データは、さまざまな種類の銀河がどのように形成されるかについて、科学者らが理解を深める助けになることが期待されている。

また研究チームは、エネルギー生成のマッピングを行う現在の観測プロジェクトを、最新の観測施設を用いて宇宙の歴史全体に拡張したいと考えている。この観測施設には、今後10年間で豪州と南アフリカに建設される予定の世界最大級の電波望遠鏡、スクエア・キロメートル・アレー(Square Kilometre Array、SKA)が含まれている。(c)AFP 

(
http://www.afpbb.com/articles/-/3057019)

宇宙がゆっくり死に向かっている。現代時にとってはそれが何千年後、何万年後の先の未来なら、全く以て関係ない話である。数万年後に宇宙が滅びるとしても、そんな先の未来を考えても、ただの空想でしか過ぎない。100年後の未来だってどうなるかわからないのだ。そもそも、地球だってあと何万年そのままかなんてわからない。急激な地殻変動がこないともかぎらない。


 宇宙大好き at 2015/09/03(Thu) 20:12コメント(0) 
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